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骨粗鬆症

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◆骨粗しょう症を予防したい方に・・・・カルシウムマグネシウム、ビタミンCビタミンDビタミンK

 骨粗しょう症とは、骨代謝のバランスが悪くなり(骨は常に新陳代謝を繰り返しています)、骨からカルシウムなどが失われて、骨密度が低下した状態となり、骨折のリスクが高くなる病態です。


 この骨粗鬆症は、、特に閉経後の女性に多く見られ、年齢とともに増加する傾向があります。女性は閉経後、ホルモンのバランスが崩れます。女性ホルモンのエストロゲンは、カルシウムを骨に沈着させる働きがありますが、このホルモンが閉経後減少していくため、骨粗鬆症になりやすくなります。


 一方、男性に関しては、一般的に女性に比べると骨粗鬆症になる割合は低いものの、高齢になると腸管からのカルシウムの吸収能が低下してくるため、骨粗鬆症になる人が女性男性ともに増えてくる傾向にあります。このように骨粗鬆症には女性特有の「閉経に伴うもの」と、「加齢に伴うもの」とがあります。


 しかし、性別に関係なく、たとえ若年であったとしても、栄養素の偏りや運動不足などのため骨量(骨全体に含まれるカルシウムなどのミネラル量)が減少することがあります。


【骨粗鬆症の治療】
  骨粗鬆症の治療には、食事療法、運動療法、薬物療法があります。

  食事療法の主となるのは、栄養バランスの摂れた食生活への転換です。中でも
  カルシウム摂取を中心に据えて食事メニューを考えていく必要があります。

  運動療法では、日常生活に運動の習慣を取り入れていくことが求められます。
  骨の形成には骨に適度の負荷をかける必要があることから、何よりも歩くという行為
  を主体とした運動・行動を考えていくことが大切になってきます。

  治療の基本はあくまで食事と運動を中心とした生活の改善です。そのうえで、
  より効果を得るために薬物療法を併用する場合があります。治療薬としては
  「ビタミンD3」「エストロゲン」「カルシトニン」「ビタミンK」などがあり、その人の症状
  や状態に合わせて多様な薬のなかから処方されます。


【骨粗鬆症の予防】
  骨粗鬆症では治療よりも予防の考え方が大切になってきます。治療法と重複する
  ことですが、日頃からカルシウムなど骨の形成と沈着に必要な栄養素が不足しない
  よう、食生活に配慮するとともに、適度に日光を浴びて運動をする習慣を身につける、
  つまり活動的な生活を送るよう心がけることが肝要になってきます。


 骨粗鬆症の予防や治療の中心となってくる食事と、求められるビタミンやミネラルといった栄養素について、さらに詳しく触れると以下のようになります。骨の形成にはカルシウムが重要な役割を果たしますが、決してカルシウムだけ骨が形成されるわけではありません。その他の栄養素の助けもあって初めて丈夫な骨が形成されるのです。下記に挙げた栄養素のほかにも、リンやマンガン、シリコン、ボロンといった微量のミネラルが関わりを持っています。

【カルシウム
  骨の材料となる「カルシウム」。カルシウムは一般的に人体への吸収率がそれ程
  よくないため、吸収率の比較的高い牛乳やチーズなどの乳製品から摂取することが
  望ましいといわれています。チーズのなかでもパルメザンチーズの中には豊富な
  カルシウムが含まれています。

【ビタミンD、ビタミンK】
  ビタミンDには、小腸などの腸管からカルシウムが吸収されるのを促進する働きが
  あります。さらに、摂取したDを活性化するためには、日光(紫外線)に当たる必要が
  あるのです。紫外線を適度に浴びることによって、私たちの皮膚でもビタミンDがつく
  られ、肝臓や腎臓で活性型Dへと変化し、腸管からのカルシウム吸収を高めます。
  そしてビタミンKには吸収されたカルシウムを骨に沈着させる働きがあります。

【タンパク質、ビタミンC】
  コラーゲンは骨のほねぐみとなり、骨にしなやかさを与えるなど大切な役割を果たして
  います。コラーゲンの原料となっているのが良質なタンパク質であり、コラーゲンの合成
  に必要となるのがビタミンCです。ただし、タンパク質の過剰な摂取は、逆にカルシウム
  の吸収を阻害する方向に働いてしまいます。

【マグネシウム】
  骨の形成にマグネシウムは重要な役割を担っています。マグネシウムは骨から
  カルシウムを出したり入れたりするホルモンの分泌に影響を与えたり、体のなかで
  活性型ビタミンDをつくる際に必要となる酵素もマグネシウムが制御しています。
  カルシウムを過剰に摂取した場合、マグネシウムの排出を促してしまうという
  拮抗作用が生じるので、カルシウムとマグネシウムをバランスよく摂取することが
  大切になります。

【ミカンと骨粗しょう症】
  骨粗しょう症を防ぐには、果物のミカンが効果的であることが最近の調査によって
  明らかになりました。これは独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構果樹
  研究所、国立長寿医療センター研究所、浜松市などが合同で行った栄養疫学調査
  で分かったもので、静岡県浜松市の住民699人を対象に調査したところ、ミカンを
  多く食べる女性ほど、閉経後の骨密度の低下が起きにくいことがわかったものです。

  この疫学調査は、血清中のカロテノイドの濃度と骨密度の関係を示唆する初めての
  ものとして注目されています。ミカンなど柑橘類に多く含まれるカロテノイドの一つに
  「β-クリプトキサンチン」という栄養素がありますが、このβ-クリプトキサンチンの
  レベルが高いグループは、そうでない対象群と比べて約2倍の骨密度を示したと報
  告されています。

         

こんな症状には・・・

「こんな症状には・・・」ということで、症状別に必要とされるビタミン・ミネラルと、それらの効能についてまとめてみました。

参考にしていただけたら、幸いです。

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