ビタミン・ミネラルの泉 Top >  こんな症状には・・・ >  高脂血症

高脂血症

スポンサードリンク

◆コレステロールが気になる方は・・・・β-カロテンビタミンCビタミンEビタミンB2
                       葉酸ビタミンB6ビタミンB12

 高脂血症とは、血液中の脂肪分、つまり中性脂肪やコレステロールが異常に多い状態のことを指し、生活習慣病のひとつです。高脂血症は、それ自体に痛みなどの自覚症状が伴わないため、健康診断などで指摘されても放置されがちになります。高脂血症は放置しておくと、動脈硬化が進行し、心筋梗塞や脳梗塞の発症リスクが高まるといわれています。

 高脂血症の原因の大半は、その背景に不適切な生活習慣があるといわれ、過食や過度の飲酒、喫煙の習慣、運動不足が引き金になるとされています。このほかにも、遺伝による家族性高脂血症(脂肪代謝障害)もあります。また、更年期や閉経後の女性に高脂血症が認められることも指摘されています。これはエストロゲンと呼ばれる女性ホルモンが減少することによって起こると考えられています。

 私たちの血液中には、中性脂肪(トリグリセライド)、コレステロール、リン脂質、遊離脂肪酸の4種類の脂質が溶け込んでいます。この4種類の脂質は人体にとって必要なものです。コレステロールとリン脂質は細胞膜やホルモンの材料として使われ、中性脂肪と遊離脂肪酸は活動エネルギーとして使われます。しかし、これらの脂質が血液中で増えすぎると悪影響を及ぼします。

 特に問題となるのは、中性脂肪とコレステロールであり、これらの血液中の状態によって高脂血症は4種類に分類されます。

【高脂血症の分類】
 ・高コレステロール血症:  HDLとLDLを合わせた総コレステロール値が220mg/dl以上
 ・高LDLコレステロール血症: LDLコレステロール値が140mg/dl以上
 ・高中性脂肪血症:     中性脂肪値が150mg/dl以上
 ・低HDLコレステロール血症: HDLコレステロール値が40mg/dl未満

  ここで、LDLとは「悪玉コレステロール」のことで、血管壁に付着して動脈硬化を進行させるといわれています。一方、HDLは「善玉コレステロール」のことで、血中の余剰LDLを回収して肝臓に運び、動脈硬化を防ぐといわれています。


【高脂血症の治療】
  高脂血症の治療は、食事療法や運動療法などの生活習慣の改善を中心として、経過を見て薬物療法を併用します。ただし、家族性の高脂血症に対しては、最初から薬物療法を適用します。


【高脂血症の食事療法】
  高脂血症の食事で大切なことは、摂取エネルギーをとり過ぎないことです。糖質や炭水化物、脂質の過剰摂取は中性脂肪が高くなる要因になります。甘い物の制限やアルコール摂取を控えることも大切になります。また、コレステロールの多い食品、例えばレバーなどの肉の内臓や魚の卵、鶏卵などを控えるなどの配慮も求められます。食物繊維は、過剰なコレステロールを吸着して体外に排泄させる作用があるため、血中コレステロール値を下げる効果が期待できます。

  さらに動物性脂肪の摂取を控える配慮も大切になってきます。バターや肉類などに多く含まれる飽和脂肪酸は、LDLコレステロールを増やします。反対に、オリーブ油や魚類に含まれる不飽和脂肪酸はコレステロールを下げる作用をがあります。要は飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸とも摂取バランスが大切であり、飽和脂肪酸と一価不飽和脂肪酸、そして多価不飽和脂肪酸の摂取割合は3:4:3が理想的とされています。

以上、高脂血症の食事で求められる注意点について触れてきました。さらにビタミンなどの栄養素の観点から求められるポイントを整理すると以下のようになります。


【β-カロテン、ビタミンC、E、B2、葉酸、B6、B12】
 動脈硬化はLDLコレステロールが酸化し変性する(過酸化脂質)ことにより促進されます。抗酸化食品にはコレステロールの酸化を防ぐ作用があるので、抗酸化食品を積極的に摂取することが大切です。抗酸化能を発揮する栄養素には、β-カロテン(ニンジン、ピーマン、かぼちゃなどの緑黄色野菜)、ビタミンC(トマトやブロッコリーなどの野菜、いちご・みかんなどの果物)、ビタミンE(かぼちゃなどの緑黄色野菜、アーモンドなどのナッツ類)があります。

 ビタミンB2(うなぎやサンマなどの魚介類)は、グルタチオン・ペルオキシターゼという酵素と協同して、過酸化脂質を分解する働きがあります。抗酸化作用のあるビタミンEなどの栄養素が過酸化脂質の生成を抑制するのに対し、ビタミンB2は、生成した過酸化脂質を消去する働きがあります。

 また、葉酸、ビタミンB6・B12のトリオは、動脈硬化を引き起こす「ホモシステイン」が過剰に生成されるのを抑えるといわれていることから、欠かすことができない栄養素に含められます。

         

こんな症状には・・・

「こんな症状には・・・」ということで、症状別に必要とされるビタミン・ミネラルと、それらの効能についてまとめてみました。

参考にしていただけたら、幸いです。

関連エントリー

味覚障害 骨粗鬆症 低血圧 高脂血症 生理痛 PMS 糖尿病 高血圧 筋肉痛 ストレス 冷え性 口内炎 便秘 貧血 疲れ目 風邪 腰痛