PMS
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◆PMS(生理前の不安やイライラ)には・・・・ビタミンB6、ビタミンE、マグネシウム
PMS(premenstrual syndrome)は、「月経前緊張症」や「月経前症候群」、「生理前症候群」などと呼ばれ、不安やイライラなど、生理の約2週間前から起こる一連の心身のトラブルのことをいいます。生理痛同様、女性の多くを悩ませている症状です。
PMSの症状は人によって様々ですが主なものとして、イライラ、眠気、不眠、不安感、うつ症状、下腹部痛、腰痛、頭痛、乳房の張り、吹き出物などがあります。
PMSが起こる原因は、生理前になると血液中の女性ホルモン「エストロゲン(卵胞ホルモン)」が多くなる一方、別の女性ホルモンである「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の分泌が低下するなど、女性ホルモンのバランスが崩れてしまうことが、その背景にあるといわれています。
また、PMSの症状が顕著なときには、食事や生活習慣にも配慮が必要です。食事については、脂質の多い肉類や乳製品、甘い物を控えることが必要です。さらに生活習慣では、コーヒーなどのカフェインが多く含まれる飲み物や、アルコール類の摂取量を減らすことが大切です。
PMSの症状の緩和を、ビタミンやミネラルなどの栄養素の観点から考えると以下のようになります。
【ビタミンB6】
このようなPMSの不快な症状の緩和には、ビタミンB6という栄養素が効果的に作用するとされています。ビタミンB6は、エストロゲンの代謝を促進し無害な物質へ変換することに関与しています。B6は、カツオやマグロなどの魚類、鶏のささ身などの肉類、その他バナナやサツマイモなどにも多く含まれています。
【ビタミンE】
ビタミンEは、性ホルモンのアンバランスの改善に働き、また血行をよくする作用があるため、不快な症状の改善に効果があるとされています。ビタミンEは、大豆やゴマ、アーモンドなどのナッツ類、ニラやホウレン草などの緑黄色野菜、うなぎなどに多く含まれています。
【マグネシウム】
ビタミンだけでなくミネラルという栄養素の偏りを是正することが効果的であるとの報告もあります。特にマグネシウムに比べてカルシウムの摂取量が多い場合などに、PMSの症状が悪化しやすいとされているため、マグネシウムとカルシウムのバランスが適正になるような食生活に配慮することが必要かもしれません。
マグネシウムは大豆や納豆などの豆製品、アーモンドや落花生などのナッツ類、ひじきやワカメなどの海藻類に多く含まれています。
海外では、これらの栄養素に特化したサプリメントも存在しており、PMS用として販売されています。