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高血圧

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◆高血圧の方に・・・・ナトリウムの摂取制限、カリウムカルシウムマグネシウム

 私たちが生きていくために必要な栄養と酸素は、血液中に含まれて全身に運ばれます。この血液は心臓のポンプ作用によって送り出されます。「血圧」とは、心臓から送り出された血液が血管壁(動脈の壁)に与える圧力のことをさします。高血圧とは、この圧力が基準値以上の状態が続くことをいいます。


 一般的に最高血圧(収縮期血圧)が140mmHg以上、または最低血圧(拡張期血圧)が90mmHg以上の状態が続いた場合、病的な状態として「高血圧症」と診断されます。


 高血圧の原因は、その多くがわかっていません。こうのような高血圧を本態性高血圧と呼びます(原因が明らかな高血圧を二次性高血圧症と呼んでいます)。本態性高血圧は、遺伝や生活習慣(食塩の過剰摂取、肥満、喫煙、飲酒、ストレス等々)などが要因として関係しているといわれています。


 高血圧の症状として挙げられるのは、頭痛、めまい、耳鳴り、肩こり、鼻血などです。しかし、特に自覚症状のない人も多いとされています。


 血圧は人間にとってなくてはならないものですが、血圧が高くなりすぎると、様々な弊害が現れます。高血圧が怖いのは合併症です。高血圧を放置しておくと、血管がダメージを受けて動脈硬化が進行するため、脳卒中、狭心症や心筋梗塞などの心臓病、腎臓病などの合併症を起こしやすくなります。これらの病気は命にかかわる危険なものです。高血圧であることがわかったら、放置せずに早く治療を開始することが重要です。


 高血圧の治療は、本態性高血圧の場合、食事療法(栄養療法)、運動療法、そして薬物療法の3つです。食事療法と運動療法で生活習慣を改善し、効果が認められない場合に、薬物療法も併用するのが一般的な治療法の流れです。


 高血圧の食事で中心となるのは、減塩とカリウムの多い食事、そしてカロリー制限による肥満の改善です。一方、運動療法では軽い運動を生活習慣の中に取り入れていきます。運動自体に血圧を下げる効果があるだけでなく、肥満の解消に役立やストレスの解消にも効果的です。そして薬物療法は、降圧薬を使用することが一般的です。


 高血圧のとしては、「カルシウム拮抗薬」が有名です。また近年、ARB(アンジオテンシンⅡ受容体ブロッカー(製品名:ブロプレス錠2,4、8、12、一般名:カンデサルタン))と呼ばれる高血圧治療薬が注目されており、広く使用されるようになってきています(注意:製品名を「ブロブレス」と表記している資料・書籍等がありますが、正しい呼称は「ブロプレス」です)。

 このARBは、血圧を上げるホルモンの働きを直接抑えることで薬理効果を発揮し、比較的副作用の少ない薬とされています。高血圧の薬には様々なものがありますが、合併している個々の病態に応じて選択適用されます。薬物なので当然副作用の懸念はあります。高血圧の薬の副作用としては、カルシウム拮抗薬の場合は「頻脈、顔のほてり、尿量の増加」、ARBの場合は「めまい、動悸」といわれています。


 この項では、本サイトの性格上、高血圧と食事、つまり栄養素(特にミネラル)との関係について更に詳しく触れていきたいと思います。

【塩分】
  塩分(ナトリウム)の摂取過剰が高血圧をもたらすと言われています。腎臓からの排出量を上回る量の塩分を摂取すると、体内に塩分が蓄積されてしまいます。この濃度を薄めようと体内の水分量が増え、その結果血液の量も増えるという図式が成り立つと考えられています。また、ナトリウムが交感神経や細胞膜を刺激することによって血管が収縮し、これらの相乗作用で血圧が上昇するとされています。

  このようなことから、高血圧の人は塩分を控えることが必要で、1日の塩分摂取量を7g以下に抑えることが求められています(日本人に勧められている目標値は10g未満)。

【カリウム】
  カリウムには、体内の余分なナトリウムの排出を促す作用があるため、塩分の弊害を抑える効果が期待できます。カリウムは多めに摂取しても腎臓から排出されますが、腎機能が低下している場合には、カリウムの排出がうまくできず高カリウム血症を招く恐れがあるので注意が必要です。カリウムの豊富な食品には、リンゴ、バナナ、トマト、ほうれん草、じゃがいも、などがあります。

【カルシウム】
  体内のナトリウム存在量が多い場合に、カルシウムが不足していると血圧の上昇を招くことが報告されています。そのメカニズムについては、『カルシウムポンプとカルシウムチャンネル』を参照ください。

【マグネシウム
  マグネシウムには血管を拡張させる作用があり、この作用により血圧の維持に働きます。このとき、カルシウムと協働して血圧のコントロールに関係するため、この二つのミネラルのバランスがとれていることが大切です。詳しいメカニズムについては、『カルシウムポンプとカルシウムチャンネル』を参照ください。

  マグネシウムの豊富な食品には、納豆、ナッツ、ひじき、胡麻、などがあります。

         

こんな症状には・・・

「こんな症状には・・・」ということで、症状別に必要とされるビタミン・ミネラルと、それらの効能についてまとめてみました。

参考にしていただけたら、幸いです。

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