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お酒をよく飲む

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◆飲酒量の多い人には・・・ビタミンB1ビタミンB2ビタミンB6ナイアシン(ニコチン酸)ビタミンC亜鉛


  体内に入ったアルコールは胃や腸管で吸収された後、肝臓に運ばれ酵素によって分解されます。この分解の過程でできるのが「アセトアルデヒド」という有害物質です。この有害物質はその後も分解され、酢酸へと酸化される過程を経て、最終的には水と二酸化炭素となり体外へ排出されます。

  しかし、自身の代謝能力以上にアルコールを摂取した場合には、中間物質であるアセトアルデヒドの分解が追いつかず、その結果症状として現れてくることになります。これが二日酔いであり、その症状である頭痛や嘔気・嘔吐の原因は、体内で過剰となり蓄積した有害物質の作用なのです。

ビタミンB1
  このアセトアルデヒドの分解過程で最も多く消費されるのが「ビタミンB1」です。ビタミンB1はアルコールに含まれる糖分を分解し、エネルギーに変えるという重要な役割を果たしています。

  ビタミンB1が不足すると糖質の分解能が落ちます。その結果、乳酸などの疲労物質が蓄積し、倦怠感や疲れやすいといった症状として現れてきます。また、ビタミンB1は別名「神経のビタミン」と呼ばれているように精神機能を正常に維持する働きを持っているので、不足することによって神経障害が現れる可能性もあります。

  ビタミンB1の不足が顕著になると、最悪の場合「脚気」や「ウェルニッケ脳症」として現れてきます。ウェルニッケ脳症はアルコール中毒患者に多くみられる疾患で、中枢神経が侵され、眼球運動障害、歩行運動失調、錯乱などの意識障害を伴います。そして慢性化するとコルサコフ症(記銘力障害、見当識障害、作話などが現れる)という精神疾患に移行するといわれています。


ビタミンB2、B6】 
  また、飲酒の習慣は、肝臓に脂肪が蓄積する脂肪肝になりやすい(アルコールが脂肪の分解を妨げるため)ので、脂肪の代謝に働く「ビタミンB2」や「ビタミンB6」も欠かせない栄養素となります。


ナイアシン(ニコチン酸)
  ナイアシン(ニコチン酸)にもアセトアルデヒドを分解する働きがあります。アルコールを多量に摂取すると、それだけナイアシンを消耗するので気をつける必要があります。


ビタミンC
  さらに、「ビタミンC」にもアセトアルデヒドを分解する作用がありますので、飲酒前や飲酒後には特に意識して果物等から摂取することを心がけたいものです。


亜鉛
  一方、ミネラルとしては「亜鉛」が重要な役割を果たしています。亜鉛はアルコールを分解する酵素(アルコール脱水素酵素)とアセトアルデヒドを酸化する酵素(アルデヒド脱水素酵素)の働きに関与しています。


  以上のように、アルコールが体内で消費される過程で関与しているビタミン・ミネラル類は多く存在します。飲酒時に飲むことに集中するあまり、何もを食べないとか、つい食事量が減ってしまうという人は大切な栄養素の不足を招きますので特に注意が必要です。

         

こんな生活習慣には・・・

「こんな生活習慣には・・・」ということで、生活習慣別に必要とされるビタミン・ミネラルと、それらの効能についてまとめてみました。

参考にしていただけたら、幸いです。

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