タバコを吸う(喫煙)
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◆タバコ(たばこ、煙草)の量が多い人には・・・ビタミンC、ビタミンB12、ビタミンA、ビタミンE
喫煙が与える健康への弊害(癌や動脈硬化、心臓病の危険因子となる)については、世界的に広く周知されているといえます。
喫煙によって体内に貯蔵された「ビタミンC」(1500mgくらいといわれています)が損なわれることがわかっています。
タバコ1本で約25mgのビタミンCが失われるとされています(ニコチンの含有量によって差はあります)。ビタミンCの推奨量が1日当たり100mgですから、タバコを4本吸えば帳消しになるという計算が成り立ちます。
【ビタミンC】
ビタミンCの働きには、肌の健康を促進したり、免疫力を高めたり、ストレスに対処するために必要であったりなどと幅広いものがります。毎日タバコを1箱吸う人は、上記の計算に従えば500mg以上のビタミンCを摂取するよう心がけたいものです。
【ビタミンB12】
さらに、ビタミンC以外にも喫煙によって体内から失われるビタミンがあります。それが「ビタミンB12」です。タバコの煙に含まれるシアン化水素は喫煙行為によって体内に入りますが、大部分が肝臓によって毒性を弱められます。しかし、分解されなかったシアン化水素の一部はビタミンB12と結合してしまうのです。このビタミンB12の欠乏が視神経などに障害を与えて視力が低下する(タバコ弱視)とも報告されており、喫煙の習慣のある方はこの点にも配慮しておく必要があるといえます。
【ビタミンA、ビタミンE】
喫煙行為はあらゆる癌の危険因子となるわけですから、ビタミンCと同様に抗酸化能のある「ビタミンA」や「ビタミンE」も過不足なく摂取されるよう食生活に気を配ることが求められます。
ただし、ビタミンAとビタミンEは脂溶性ビタミンという性質上、過剰症には特に気をつける必要があります。自分自身の食生活を再度振り返りつつ、それぞれの栄養素の摂取基準の上限を超えないよう、また極端に単独の栄養素を極端に多量に摂取することがないよう全体のバランスに配慮することが大切です。