口内炎
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◆口内炎になりやすい人に・・・ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、パントテン酸
ビタミンC、カルシウム、鉄
気がつくと、いつの間にか口腔内にできている口内炎。その痛みと煩わしさは多くの方が既に経験済みのことと思います。
口腔内や舌の粘膜に発生する炎症は、総称して「口内炎」と呼ばれています。口内炎にも種類がありますが、代表的なものは「アフタ性口内炎」と呼ばれています。直径数ミリほどの白っぽい潰瘍ができ、痛みを伴いますが、通常は長くとも2週間ほどで自然に完治します。
口内炎の原因としては、主として次のようなものがあるとされています。
①栄養の偏りによるビタミンやミネラルの不足
②口腔内にできた傷の化膿(口腔内が乾燥していると、少しの刺激で粘膜が
傷つきやすく なります)
③ストレスの蓄積や睡眠不足
上記①~③の原因に対する対策として、
【①(栄養の偏りによるビタミンやミネラルの不足)の対策として】
口内炎に効果的な栄養素は、ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンC、鉄です。
ビタミンAは細菌などに対する抵抗力を高め、口腔内の粘膜の代謝を促進する作用があります。また、ビタミンB2とビタミンB6には粘膜を正常な状態に維持する作用があります。
口内炎に効果があるとされる医薬品の代表的なものは、内服タイプとしては、
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ドリンク剤タイプとしては以下のものがあります。
また、サプリメントで栄養補給を行う場合は、ビタミンB群を中心に考えることになります。
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一方、口内炎には鉄欠乏性貧血が原因で引き起こされる場合があります。このような場合、ミネラルとしての鉄が必要となります。
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以上の栄養素を、意識して不足分を補うよう心がけたいものです。
【②(口腔内にできた傷の化膿)の対策として】
口腔内の粘膜は傷つきやすく、傷ができるのは日常茶飯事です。もちろん食べ物によっても傷つきますし、不注意から頬の内側を噛む場合もあります。これらの傷が口内炎発症の発端になり得ます。
口腔には多くの常在菌が存在していることと、構造的に口腔内には外部から様々なウィルスが侵入しやすいことなどから、体の抵抗力が低下していると傷から感染症を起こしてしまう可能性があります。
傷から口内炎へと移行することを防ぐためには、まず第一に日頃から食後には歯磨きやうがいなどを習慣づけ、口腔内を清潔に保つことが大切になります。その際には、傷になっているところに歯ブラシが当たって刺激しないようにすることや、場合によっては小さくて毛先の柔らかい歯ブラシを使用することなどへも配慮するといいでしょう。また、うがい薬も併用するという方法もあります。
次に、免疫力を低下させないよう規則正しい生活を送ること(栄養素の偏りのない食生活を送ることも含めて)や、免疫力の維持向上に必須となるビタミンAやビタミンCの不足がないよう特に気をつける必要があります。
【③(ストレスの蓄積や睡眠不足)の対策として】
現代の生活を送る上では、職場など日常のあらゆる場面においてストレスに曝される機会が益々多くなっています。ストレスを解消するために、趣味に没頭する時間や機会を確保したり、適度に運動する習慣を生活に取り入れて気分転換を図るなど、その方法は十人十色です。
ストレスや睡眠不足からくる疲労が蓄積すると、口の中が乾燥したり、サラサラした唾液が少なくなったりします。このような状況は口腔内の細菌を繁殖させる要因となるため、②の観点からも望ましいことではなく口内炎発症のリスクを高めることになります。
したがって、自分特有のライフスタイルを確立することや規則正しい生活を送ることなど、毎日の生活を工夫していくことをまず第一に考えて、ストレスや寝不足などからくる疲労を出来るだけ軽減していくことが大切になります。そのうえで、栄養素の面からはビタミンB1、パントテン酸、ビタミンC、そしてカルシウムがストレスに対抗するために求められるものとなります。
ビタミンB1は神経機能の維持に働き、ビタミンCとパントテン酸には抗ストレス作用があります。また、カルシウムには神経の興奮を抑え、精神安定に作用するといった役割があります。、
以上、上記のように生活習慣や栄養素の面から予防や治療を考えていく他に、対処慮法として炎症を抑える軟膏、ステロイド系や非ステロイド系の貼り薬(軟膏・貼り薬とも薬局で購入可能なものもあります)が効果的である場合もあります。これらは医薬品です。用法・用量を守り、使用上の注意をよく読んで利用することが肝要です。
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これらの方法でも症状が改善しなかったり、逆に悪化したり、また不安がある場合は、耳鼻咽喉科もしくは口腔外科のある医療機関への受診をお勧めします。

