爪の健康
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普段、伸びた爪を切ることはあっても、それ以外の爪の手入れやその健康までに気を配る余裕がない、またはその重要性を感じていないという人は意外と多いのではないかと思います。特に男性においては、そういった傾向が強くなると思われます。しかし、美しく健康な爪というのは、ちょっとした仕草の時になど目を惹くものであり、髪の手入れと同じように美容という観点からも多くの女性にとっては気になるものではないでしょうか。
現在、「ネイルケア」や「ネイルアート」といった言葉が巷で氾濫しているように、それらは美容界・ファッション界において今や確立された分野にまで成長したようです。
爪の役割は、指先を保護することにあります。意識的または無意識に物を掴んだり握ったりしても怪我をしないのは、爪があるお陰です。
爪は、健康状態によって色や形が変化します。健康的な爪というのは、半透明なピンク色で適度な厚みがあります。ピンク色に見えるのは毛細血管の色が透けて見えるためです。不調になってくると白っぽくなたっり、黄色っぽくなったりして変色し、爪が反り返ってしまうなど変形してしまいます。そういった意味でも、皮膚の状態と同様に爪は私たちの健康を写す鏡であるともいえるでしょう。
爪は皮膚の一種であり角質細胞が角化したものです。そして、そこに「ケラチン」というタンパク質の一種が沈着しているという仕組みになっています。
爪の角質細胞に存在しているタンパク質の一種「ケラチン」ですが、このケラチンをつくるためには「シスチン」と呼ばれるアミノ酸が多量に必要となります。
【ビタミンB6】
このシスチンを体内でつくるときに欠かせないのが「ビタミンB6」です。また、ビタミンB6はタンパク質の代謝に作用している栄養素です。爪の形成にはタンパク質が必要ですから、そういった意味でもビタミンB6という栄養素は必須となります。
【ビタミンA】
また、「ビタミンA」には皮膚を正常に保つ働きがあり、爪の健康には重要な作用を及ぼす栄養素です。爪は角質細胞から構成されていますので、この細胞をつくるためにはビタミンAが必要となります。
【鉄】
さらにミネラルの「鉄」が体内で欠乏すると、その兆候が爪の形となって現れてきます。指の爪が上向きに反り返る(匙状爪)といった爪の形は、鉄欠乏性貧血の症状を持っている人にが認められる特徴的な症状です。