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人体を構成する元素

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 『人体を構成する物質(1)』において、私たち人間の体を構成する物質は、水分と有機物(糖質・タンパク質・脂質)、そして無機物(ミネラル)の3つに分けられることについて触れました。


 ここでは、これらの物質をさらに小さい単位(最小単位)である「元素」という視点からみるとどうなるのかということについて触れていきたいと思います。


 水分と有機物を元素に分解すると、酸素(O)、炭素(C)、水素(H)、窒素(N)の4種類が支配的になります。そして、ミネラルはそれ自体が最小単位である元素であり、人体に含まれているミネラルは30種類以上あるといわれています。ただ、それぞれの存在割合には特徴的なものがあり、上記の、酸素、炭素、水素、窒素の4種類で全体の96%を占めています。


 ということは残りの4%のなかにひしめきあっているのが「ミネラル」ということになります。そして、4種類の元素の次に多いのがミネラルのカルシウムとリンということになり、この6種類の元素で人体が殆ど構成されてしまうため(98.5%)、これらの元素を一括りにして「多量元素」という呼び方もしています。これに対して、残りの1.5%を占めている金属元素と非金属元素のことを「微量元素」と呼んでいます(下記参照)。


 ■多量元素:酸素、炭素、水素、窒素、カルシウム、リン
       (カルシウムとリンは、ミネラル)

 ■微量元素:硫黄、カリウム、ナトリウム、塩素、マグネシウム、鉄、
       フッ素、ケイ素、亜鉛、マンガン、銅、セレニウム、ヨウ素、
       モリブデン、クロム・・・等々


 以下に各元素の人体の存在量(体重70kgの人の体内存在量)を示しておきます(データ引用:『元素111の新知識』桜井弘著(講談社ブルーバックス))。

 ■多量元素:酸素(45.5kg)、炭素(12.6kg)、水素(7.0kg)、窒素(2.1kg)、
       カルシウム(1.05kg)、リン(0.7kg)

 ■微量元素:硫黄(175g)、カリウム(140g)、ナトリウム(105g)、
       塩素(105g)、マグネシウム(105g)、鉄(6g)、フッ素(3g)、
       ケイ素(2g)、亜鉛(2g)、マンガン(100mg)、銅(80mg)、
       セレニウム(12mg)、ヨウ素(11mg)、モリブデン(10mg)、
       クロム(2mg)


 注目すべきは、単位の違いです。微量元素になると「g」や「mg」といった小さい単位になります。このように多量元素と微量元素の存在量を比較してみると、ミネラルが微量ながら体内でいかに重要な働きをしてくれているかが感じ取れるかと思います。

         

はじめに・・・

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