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ビタミンとミネラルの摂取基準

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 各種ビタミンやミネラルの摂取基準として、その所要量(欠乏を防ぐための必要量)と許容上限摂取量(過剰摂取による健康障害を防ぐための上限値)については、旧厚生省(現在の厚生労働省)が平成11年にまとめた『第6次改定日本人の栄養所要量について』(平成12年度から16年度までの5年間使用)において示されてきました。


 しかし、2004年11月に、平成17年度から21年度まで5年間使用するものとして『日本人の食事摂取基準(2005年版)』(先の「日本人の栄養所要量」の第7次改訂に当たるもの)が発表され、これまでの「所要量」や「許容上限摂取量」という尺度の代わりに、以下の尺度が設定されました。


(以下、『日本人の食事摂取基準(2005年版)』より抜粋)

 健康の維持・増進と欠乏症予防のために、「推定平均必要量」と「推奨量」の2つの値を設定しました。しかし、この2指標を設定することができない栄養素については、「目安量」を設定しました。また、生活習慣病の1次予防を専ら目的として食事摂取基準を設定する必要のある栄養素については、「目標量」を設定しました。過剰摂取による健康障害を未然に防ぐことを目的として「上限量」を設定しました。


推定平均必要量(estimatedaveragerequirement:EAR) 
  特定の集団を対象として測定された必要量から、性・年齢階級別に日本人の必要量の平均値を推定しました。当該性・年齢階級に属する人々の50%が必要量を満たすと推定される1日の摂取量です。


推奨量(recommendeddietaryallowance:RDA) 
  ある性・年齢階級に属する人々のほとんど(97~98%)が1日の必要量を満たすと推定される1日の摂取量です。原則として「推定平均必要量+標準偏差の2倍(2SD)」としました。


目安量(adequateintake:AI) 
  推定平均必要量・推奨量を算定するのに十分な科学的根拠が得られない場合に、ある性・年齢階級に属する人々が、良好な栄養状態を維持するのに十分な量です。


目標量(tentativedietarygoalforpreventinglife-stylerelateddiseases:DG) 
  生活習慣病の一次予防のために現在の日本人が当面の目標とすべき摂取量(または、その範囲)です。


上限量(tolerableupperintakelevel:UL)
  ある性・年齢階級に属するほとんどすべての人々が、過剰摂取による健康障害を起こすことのない 栄養素摂取量の最大限の量です。

(以上、『日本人の食事摂取基準(2005年版)』より抜粋)

 なお本サイトでは、各種指標のうち「推奨量」と「上限量」について、各々のビタミン・ミネラルの項で記載することとします。(推奨量の規定がない場合には、「目安量」を記載します)


 その他の指標については、、『日本人の食事摂取基準(2005年版)』を参照していただければと思います。

         

ビタミン・ミネラル一般

ビタミンとミネラル。
微量ではありますが、生体内での化学反応を円滑にする潤滑油的な役割を演じています。

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