亜鉛とセレニウム(セレン)の拮抗作用
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亜鉛とセレニウム(セレン)は拮抗作用を示します。亜鉛の摂取量が増えるとセレニウムの吸収が低下するとされています。
セレニウムは体内で抗酸化酵素の構成要素となります。この酵素の抗酸化能が強力なため、セレニウム濃度が下がれば制ガン性が低くなることが知られています。
一方、亜鉛もまた抗酸化能を持つ酵素の働きに影響を与えているだけでなく、その他にも生体に必要な多くの酵素の働きに関与しています。また、免疫機能の維持向上にも働くなど、制ガン性という観点からみると亜鉛の欠乏によっても、発癌リスクは増大するといえます。
したがって、亜鉛は過剰摂取しても、また逆に欠乏しても発癌リスクが高くなるとうことがわかります。
このことからも、癌への効果を期待して、ひとつのミネラルを摂取しても拮抗作用が働くため効果が薄く、だからといって更なる効果を狙って単体のミネラルを過剰摂取すると、今度は過剰症の現れる危険性が高まることも懸念されます。以上のことから、バランスの取れたミネラルの摂取がいかに重要であることがわかります。