鉛と亜鉛の拮抗作用
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鉛は神経に影響を及ぼす有害な金属といわれています。通常の摂取範囲内であれば、尿や汗などから一緒に体外へ排泄されるため、それほど心配することはありません。
鉛の体内への主な侵入ルートとしては、大気中(呼吸を通して)からと飲料水からとが考えられますが、急性の毒性としては比較的弱い金属です。しかし、蓄積性があるため長期間摂取することが続けば中毒症状を起こします。消化管から吸収された鉛は赤血球と結合し、その後大部分は骨へ沈着されます。
症状としては、貧血、神経疾患や脳疾患となって現れます。子供の場合は、精神発達遅滞として症状に現れるといわれています。
このように毒性のある鉛ですが、亜鉛と鉛は拮抗の関係にありますので、亜鉛を摂取することでその悪影響を緩和することができると報告されています。