セレニウム(セレン)の働き
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【セレニウム(セレン)について】
セレニウム(セレン)は抗酸化酵素の構成成分となるミネラルです。この酵素の強い抗酸化作用により、癌の予防に効果があるといわれています。
不足すると免疫力や抵抗力が低下する一方、過剰な摂取により脱毛や爪の変形、嘔吐など中毒症状を起こすので注意が必要です。
セレニウム(セレン)は、どちらかといえば有害金属として、これまでは知られていましたが、1969年に哺乳動物にとって必須のミネラルであることが証明されました。
【英語名】
Selenium
【セレニウム(セレン)の効果・効能】
◆セレニウム(セレン)の抗酸化作用
セレニウム(セレン)は体内で過酸化脂質を分解する酵素「グルタチオンペルオキシターゼ」の活性化に関与しています。このグルタチオンペルオキシターゼは活性酸素の働きを抑制し、細胞が酸化されるのを防ぎます。したがって、不足するとこの酵素の活性が減少し、抗酸化作用が低下することになります。
この抗酸化作用はビタミンEの何百倍もあるといわれています。
◆セレニウム(セレン)による放射線や有害金属の働きを軽減する作用
セレニウムは、体内にある有害金属、水銀、カドミウムなど結びつき、それらの毒性を軽減(無毒化)する作用や放射線による影響を軽減する作用を持っています。
【セレニウム(セレン)の効果・効能】
◆セレニウムが多く含まれる食品
(( )内の数値は、100g中の栄養素量を表す:参考『五訂増補 日本食品標準成分表』)
・かつお(131μg)
・いわし(130μg)
・ホタテ(74μg)
・牡蠣(50μg)
・玄米(26μg)
【セレニウム(セレン)の摂取量】
◆セレニウムの摂取基準
<推奨量>
成人男性 :30μg(18~29歳)、35μg(30~49歳)
成人女性 :25μg
妊婦(付加量) :+4μg
授乳婦 (付加量):+20μg
<上限量>
成人男性:450μg
成人女性:350μg
(注)
※上記の値は、「日本人の食事摂取基準(2005年版)」より抜粋しました。
※上記の「成人」の定義は、18~49歳 の人々とします。