マンガンの働き
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【マンガンについて】
マンガンは、骨を作る前段階における軟骨の形成に必要で、カルシウムやリンとともに骨形成に関係の深いミネラルです。
また、糖質・タンパク質・脂質の3大栄養素の代謝において、マグネシウムとともに酵素作用を活性化し、エネルギー生成に寄与しています。
マンガンは動物性食品には殆ど含まれておらず、植物性食品が主な供給源となります。
通常の食生活を送っているうえでは、それほど不足する心配のないミネラルです。
【英語名】
Manganese
【マンガンの効果・効能】
◆マンガンの骨形成促進作用
カルシウムやリンとともに骨形成に必要であり、骨の石灰化をその役割としています。また、腱、靭帯を構成するムコ多糖類の合成とも関係しているため、不足すると骨形成異常や発育不全へと繋がる可能性があります。
◆マンガンの栄養素代謝作用
マンガンは栄養素の代謝に関係する酵素の構成成分になったり、酵素の働きそのものを活性化する作用を持っており、エネルギー生成や成長に欠かすことができないミネラルです。
◆マンガンの生殖機能低下防止作用
マンガンは性ホルモンの合成に関係しており、不足すると生殖機能・妊娠機能が低下します。
◆マンガンのインスリン生成作用
マンガンはインスリンの合成と関係しているミネラルで、血糖値を下げる働きをしています。
◆マンガンの細胞膜保護作用
マンガンは過剰につくれれた活性酸素を分解する酵素SODの構成成分であり、組織や細胞膜が酸化されることを防ぎます。
※SOD: Superoxide dismutase(スーパー・オキサイド・ディスムターゼ)の頭文字を取って、SODやS.O.Dと略して表記される活性酸素除去酵素のことです。この酵素の働きには、マンガン以外に銅、亜鉛ミネラルが必要となります。
【マンガンが多く含まれる食品】
◆マンガンが多く含まれる食べ物
(( )内の数値は、100g中の栄養素量を表す:参考『五訂増補 日本食品標準成分表』)
・しょうが(5.01mg)
・しそ(2.01mg)
・あおのり(13.00mg)
・きくらげ(6.18mg)
・パインアップル(缶詰)(1.58mg)
・干し柿(1.50mg)
・くるみ(3.44mg)
・ごま(2.52mg)
・黒こしょう(6.34mg)
・日本茶(玉露)(4.60mg)
【マンガンの摂取量】
◆マンガンの摂取基準
<目安量>
成人男性 :4.0mg
成人女性 :3.5mg
妊婦(付加量) :+0mg
授乳婦 (付加量):+0mg
<上限量>
11mg(成人男女)
(注)
※上記の値は、「日本人の食事摂取基準(2005年版)」より抜粋しました。
※上記の「成人」の定義は、18~49歳 の人々とします。