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アンチビタミンとは

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アンチビタミンとは、体内でビタミンの有効な作用を阻害する働きのあるもののことをいいます。

自然界の食物には、上記のようにアンチビタミン作用を持つものが存在しています。そのうちの幾つかを以下にまとめてみます。

アノイリナーゼ
  ゼンマイやワラビなどの食物にはアノイリナーゼと呼ばれるビタミンB1の作用を阻害するアンチビタミンが含まれています。その他には、しじみやハマグリなどの貝類にも、このアノイリナーゼは含まれています。

  アノイリナーゼは熱に弱いので、これらの食材を調理する際は熱を加えることによってビタミンB1の吸収効果を上げることができます。


アスコルビナーゼ
  ニンジンには体内でビタミンAとなるβ-カロテンが豊富に含まれていますが、この栄養素以外にもアスコルビナーゼと呼ばれるアンチビタミン作用をする酵素も含まれています。この酵素はビタミンCの作用を阻害することで知られています。その他には、きゅうり、キャベツ、かぼちゃなどにもアスコルビナーゼは含まれています。

  アスコルビナーゼは熱や酸に弱いので、これらの食材を調理する際には熱を加えるか、酸または酢を加えることによってビタミンCの吸収効果を上げることができます。

ただし、上記アンチビタミンが含まれている食材は、いずれも単体で食べる分には問題がありません。他の食材と合わせて調理する際に注意が必要な場合もあるということです。

         

ビタミン

「ビタミン」という物質を言葉で定義すると次の様になります。
『微量で体内の代謝に重要な働きをしているにもかかわらず自分でつくることができない有機化合物』(日本ビタミン学会と社団法人ビタミン協会HPより)

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