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ビタミンKの働き

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ビタミンKについて
◆化学名
  ビタミンK1:フィロキノン
  ビタミンK2:メナキノン
  K1とK2を総称してビタミンKと呼んでいます。


◆特性
  脂溶性


◆安定性
  「ビタミンの取り扱い(1)」を参照ください。


ビタミンKの効果・効能
◆ビタミンKの止血・凝固作用
  ビタミンKは血液の凝固作用を正常に保つために必要不可欠なビタミンです。出血した際、血液を固まらせるタンパク質(プロトロンビン)は肝臓でつくられますが、そのタンパク質の合成に必要となるのがビタミンKなのです。Kが不足すると血液凝固因子が正常に合成されず、血液が固まりにくくなります。

  また、ビタミンKは血液の凝固作用に関与するだけではなく、反対に血栓の発生や血管内凝固を抑制する役目も果たしています。

  医療機関から「ワーファリン」という薬を処方されている場合、ビタミンKの摂取に際して注意すべきことがあります。詳細については「ビタミンKとワーファリンの関係」を参照ください。


◆ビタミンKのカルシウム代謝作用
  ビタミンKはカルシウムが骨へ沈着するときに必要なオステオカルシンというタンパク質の合成に関与しています。したがって、骨の健康維持に大切な役割を果たしており、ビタミンDとともにカルシウムが骨に沈着することを助けています。


ビタミンKが多く含まれる食品
◆ビタミンKが多く含まれる食べ物
 (( )内の数値は、100g中の栄養素量を表す :参考『五訂増補 日本食品標準成分表』)
  ・ひきわり納豆(1300μg)
  ・納豆(600μg)
  ・モロヘイヤ(640μg)
  ・パセリ(850)
  ・しそ(690μg)
  ・あしたば(500μg)
  ・春菊(ゆで)(460μg)
  ・バジル(440μg)
  ・かぶ(葉)(370μg)
  ・大根(葉)(340μg)
  ・よもぎ(340μg)
  ・小松菜(320μg)
  ・ほうれん草(270μg)
  ・三つ葉(250μg)
  ・かいわれだいこん(200μg)
  ・ニラ(180μg)
  ・芽きゃべつ(160μg)
  ・ブロッコリー(150μg)
  ・カットわかめ(1600μg)
  ・味付けのり(650μg)
  ・焼きのり(390μg)
  ・ひじき(320μg)
  ・昆布(110μg)
  ・抹茶(2900μg)
  ・サラダ油(170μg)
  ※緑黄色野菜や海藻にはビタミンK1が、納豆やチーズなどの発酵食品には
   ビタミンK2が含まれています。


ビタミンKの摂取量
◆ビタミンKの摂取基準
  <推奨量>
 成人男性 :75μg
 成人女性 :60μg (18~29歳)、65μg(30~49歳)
 妊婦(付加量) :+0μg
 授乳婦 (付加量):+0μg

<上限量>
   定められていません

  (注)
   ※上記の値は、「日本人の食事摂取基準(2005年版)」より抜粋しました。
   ※上記の「成人」の定義は、18~49歳 の人々とします。
   ※ビタミンKは脂溶性ですが、過剰症としては特に報告されていません。
   ※ビタミンKは腸内細菌によって体内で合成されるので不足することは稀である
    といわれています。しかし、腸内細菌の少ない新生児や抗生物質を長期間服用
    している人は欠乏することがあります。

         

ビタミン

「ビタミン」という物質を言葉で定義すると次の様になります。
『微量で体内の代謝に重要な働きをしているにもかかわらず自分でつくることができない有機化合物』(日本ビタミン学会と社団法人ビタミン協会HPより)

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