ビタミンCの働き(2)
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【ビタミンCの効果・効用(続き)】
◆ビタミンCの抗ストレス作用
不安や心配事などストレスの原因になるものがあると、このストレスに対抗するために副腎から副腎質ホルモンが盛んに分泌されます。こうして、血糖値が上がり、脈拍が速くなり、体温が上がり、エネルギーを増大させて、ストレスに対処しようとします。この副腎質ホルモンがつくられるときに、必要とされるのがビタミンCなのです。
◆ビタミンCの風邪・インフルエンザなどのウィルス性疾患予防作用
風邪などのウィルスが体内に入ってくると、同じく体内でインターフェロンと呼ばれる特殊なタンパク質が増えウィルスの増殖を抑えようとする働きがみられます。このインターフェロンの量は、ビタミンCの量に依存するため、大量のビタミンCを摂取することでウィルスに対抗しうる体質をつくることができます。また、細胞と細胞をしっかり固めるビタミンCの働きが、体内に入ったウィルスの活動を阻むともいわれています。
しかし、風邪を引いた際の、ビタミンC摂取あくまで栄養補強であり、同時に他の栄養素も補給しながら静養することが肝心です。
◆ビタミンCの二日酔いを防ぐ作用
肝臓にはアルコールを分解する働きがあります。摂取されたアルコールは、肝臓の働きによって最終的には水と炭酸ガスに変換されてしまいますが、過剰に摂取されたアルコールは肝臓の機能で処理しきれずに、分解途中物質である「アセトアルデヒド」となり、体内で貯留してしまいます。このアセトアルデヒドが頭痛や嘔気・嘔吐など二日酔い特有の症状をもたらしているのです。
ビタミンCには、アセトアルデヒドの分解を促進する作用があり、飲酒前や飲酒後にビタミンCを多く摂ることで二日酔いに伴う症状をある程度緩和させることができます。
その他の効果・効用については、「ビタミンCの働き(1)」を参照ください。
【ビタミンCが多く含まれる食品】
◆ビタミンCが多く含まれる食べ物
(( )内の数値は、100g中の栄養素量を表す:参考『五訂増補 日本食品標準成分表』)
・アセロラ(120mg)
・グァバ(220mg)
・レモン(100mg)
・柿(70mg)
・キウイフルーツ(69mg)
・赤ピーマン(170mg)
・パセリ(120mg)
・ピーマン(76mg)
・にがうり(76mg)
・モロヘイヤ(65mg)
・ブロッコリー(54mg)
・かいわれ大根(47mg)
・いちご(62mg)
・ネーブル(60mg)
・みかん(32mg)
・ロースハム(50mg)
・焼き海苔(210mg)
・味付け海苔(200mg)
・あおのり(40mg)
【ビタミンCの摂取量】
◆ビタミンCの摂取基準
<推奨量>
成人男性 :100mg
成人女性 :100mg
妊婦(付加量) :+10mg
授乳婦 (付加量):+50mg
<上限量>
定められていません
(注)
※上記の値は、「日本人の食事摂取基準(2005年版)」より抜粋しました。
※上記の「成人」の定義は、18~49歳 の人々とします。
※水溶性ビタミンであるという特性上、一度に多量に摂取しても体外へ排出される
ため過剰症の心配はありません。したがって、ビタミンCの血中濃度を高い状態で
維持するためには、一日のうちに数回に分けて摂取する必要があります。