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ビタミンCの働き(1)

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ビタミンCについて
◆化学名
  アスコルビン酸


◆特性
  水溶性


◆安定性
  「ビタミンの取り扱い(1)」を参照ください。


ビタミンCの効果・効用
◆ビタミンCのコラーゲン合成作用
  人の体は細胞から成り立っており、この細胞と細胞は、「コラーゲン」と呼ばれる繊維状タンパク質によって結びつけられています。ビタミンCは、このコラーゲンの合成に大きな役割を果たしています。骨や歯、筋肉、血管などの成長や修復には、コラーゲンが不可欠であり、その合成に一役かっているビタミンCの働きは非常に大きいといえます。


◆ビタミンCの抗酸化作用
  体内でカロリーを消費するには、酸素が必要です。しかし、カロリー消費に使われた残りの酸素は体内で活性酸素へと変化し、強い酸化力を発揮することになります。細胞の老化は、酸化で大切な物質が変質して起こるといわれており、ビタミンCはこれらの有害な酸化作用を防ぐ役目(抗酸化作用)を担っています。


◆ビタミンCのコレステロールをコントロールする作用
  ビタミンCを摂取することによって、善玉コレステロールが増えて血管壁に沈着したコレステロールを減らすことができます。また、コレステロールを体外に排出する際には、腸内で胆汁酸の形に変化させる必要があり、この働きにもビタミンCが関与しています。このように、ビタミンCには血中のコレステロール値を正常範囲内に保つ役割を担っています。


◆ビタミンCの解毒機能を促進する作用
  我々の肝臓には、食品などを通して体内に入ってくる有害物質を無毒化して、排出するしくみがあります。ビタミンCには、その際の解毒機能を促進する作用があります。


◆ビタミンCの貧血防止作用
  血液中の酸素を運ぶ役割を担っているヘモグロビンが、正常にその機能を果たすためには「鉄」というミネラルが必要です。ヘモグロビンの量が減少すると、体内の各器官に運ばれる酸素が不足し、めまいや立ちくらみ、頭痛などの貧血症状が起きます(鉄欠乏性貧血)。
  
  ビタミンCは腸内で鉄分がうまく吸収されるように作用し(赤血球をつくるには、同時に「銅」というミネラルも必要であり、ビタミンCは腸内でのの吸収を促進させるという機能も有しています)、また骨髄でヘモグロビンがつくられて赤血球が生まれるのを活発にするという働きもしており、貧血の防止に役立っています。


◆ビタミンCのメラニンの生成を抑制する作用
  日焼けによるお肌のシミ・ソバカスを防ぐには、ビタミンCが有効です。シミ・ソバカスの原因は、皮膚の中のメラノーゲンという無色の物質が紫外線の作用を受けて褐色の「メラニン色素」と呼ばれるものに変化することにあります。ビタミンCはメラノーゲンがメラニン色素に変化するのを抑制し、メラニン色素が肌に沈着するのを防いでくれます。


◆ビタミンCの疲労・肩こり・筋肉痛解消作用
  ビタミンCは筋肉の中に蓄積される疲労物質「乳酸」の分解を早めるという作用があります。

この続きは、ビタミンCの働き(2)を参照ください。

         

ビタミン

「ビタミン」という物質を言葉で定義すると次の様になります。
『微量で体内の代謝に重要な働きをしているにもかかわらず自分でつくることができない有機化合物』(日本ビタミン学会と社団法人ビタミン協会HPより)

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