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ビタミンB6の働き

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ビタミンB6について
◆化学名
  ピリドキシン、ピリドキサル、ピリドキサミンを総称してB6と呼びます。


◆特性
  水溶性


◆安定性
  「ビタミンの取り扱い(1)」を参照ください。


ビタミンB6の効果・効能
◆ビタミンB6のタンパク質代謝作用
  ビタミンB6はタンパク質の代謝にとても重要な役割を果たしています。ビタミンB6はタンパク質をアミノ酸へ分解したり、そのアミノ酸から体に必要なタンパク質を合成する際に補酵素として使われています。したがって、体の組織の形成や維持のために必要不可欠なビタミンなのです。

  また、ビタミンB6は脂肪肝を予防する作用もあるので、お酒をよく飲む人にも必要な栄養素です。
  (「こんな生活習慣には・・・お酒をよく飲む」も参照ください)

◆ビタミンB6の抗アレルギー作用
  ビタミンB6は元々、皮膚炎を予防することから発見された栄養素で、B6が不足すると湿疹、じんましん、口角炎などのアレルギー症状が出やすいと言われています。

  B6は、アレルギー症状の免疫抗体の元となるタンパク質(免疫グロブリン)の生成に関与しており、じんましんや湿疹などの症状を抑えます。


◆ビタミンB6の神経機能を正常に保つ作用
  ビタミンB6は神経細胞の間で情報の受け渡しを行っている神経伝達物質の合成に関わっており、刺激による興奮を抑える働きがあります。不足すると、不眠、神経過敏、足のしびれなどの症状が出現します。


◆ビタミンB6の皮膚の健康を維持する作用
  ビタミンB6は、ビタミンB2と同様に皮膚の健康に深く関与しています。不足すると脂漏性湿疹や口内炎、結膜炎にかかりやすくなります。


ビタミンB6を多く含む食品
◆ビタミンB6が多く含まれる食べ物
 (( )内の数値は、100g中の栄養素量を表す:参考『五訂増補 日本食品標準成分表』)
  ・豚の肝臓(0.57mg)
  ・牛の肝臓(0.89mg)
  ・鶏の肝臓(0.75mg)
  ・鶏ささみ(0.60mg)
  ・かも(0.61mg)
  ・まぐろ(赤身)(0.85mg)
  ・かつお(0.76mg)
  ・さんま(0.51mg)
  ・さば(0.51mg)
  ・さつまいも(0.28mg)
  ・ピスタチオ(1.22mg)
  ・とうがらし(3.81mg)
  ・にんにく(1.50mg)
  ・ごま(0.64mg) 
  ・酒粕(0.94mg)
  ・抹茶(0.96mg)


ビタミンB6の摂取量
◆ビタミンB6の摂取基準
  <推奨量>
 成人男性 :1.4mg
 成人女性 :1.2mg
 妊婦(付加量) :+0.8mg
 授乳婦 (付加量):+0.3mg

<上限量>
   60mg (成人男女)

  (注)
   ※上記の値は、「日本人の食事摂取基準(2005年版)」より抜粋しました。
   ※上記の「成人」の定義は、18~49歳 の人々とします。
   ※B6は体内で腸内細菌によっても生合成されるので、欠乏しにくいとされています。

         

ビタミン

「ビタミン」という物質を言葉で定義すると次の様になります。
『微量で体内の代謝に重要な働きをしているにもかかわらず自分でつくることができない有機化合物』(日本ビタミン学会と社団法人ビタミン協会HPより)

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