ビタミンB1の働き
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【ビタミンB1について】
◆化学名
チアミン
◆特性
水溶性
◆安定性
「ビタミンの取り扱い(1)」を参照ください。
【ビタミンB1の効果・効能】
◆ビタミンB1の糖質代謝としての働き
ビタミンB1は、糖分やデンプンなどの糖質を分解してエネルギーに変換する(糖質代謝)際に、重要な役割を果たしているビタミンです。エネルギーを体内でつくりだすには酵素の働きが必要となりますが、この酵素の働きに対して、ビタミンB1は補助的な役目を担っています(補酵素として機能)。
したがって、糖分に偏った食べ物を多く摂取すると、その分多くのビタミンB1が要求されます。
ビタミンB1が不足していると、糖質のエネルギー化が困難になり、疲労物質とされている乳酸などが蓄積されてしまいます。その結果、肩こりや腰痛、体がだるく感じたり、疲れやすくなります。
◆ビタミンB1の神経機能を正常に保つ働き
脳の中枢神経の働きは、糖質のエネルギーが支えています。このエネルギー供給が充分でないと、精神的に不安定になってイライラしたり、怒りっぽくなってしまいます。そうしたエネルギー源のために、ビタミンB1は不可欠の存在です。
また、ビタミンB1は、神経刺激伝達機能に関わるビタミンで、不足すると神経伝達に障害が生じ、神経炎(手足などの痺れや痛み、感覚の麻痺)を発症します。
【ビタミンB1が多く含まれる食品】
◆ビタミンB1が多く含まれる食べ物
(( )内の数値は、100g中の栄養素量を表す :参考『五訂増補 日本食品標準成分表』)
・豚のヒレ肉(0.98mg)
・豚のもも肉(0.90mg)
・豚のロース肉(0.69mg)
・豚のバラ肉(0.54mg)
・ボンレスハム(0.90mg)
・うなぎの蒲焼(0.75mg)
・たらこ(生)(0.71mg)
・玄米(0.41mg)
・大豆(0.83mg)
・グリーンピース(0.33mg)
・青のり(0.89mg)
・黄な粉(0.76mg)
・焼き海苔(0.69mg)
【ビタミンB1の摂取量】
◆ビタミンB1の摂取基準
<推奨量>
成人男性 :1.4mg
成人女性 :1.1mg
妊婦(付加量) :初期 +0mg
中期 +0.1mg
末期 +0.3mg
授乳婦 (付加量):+0.1mg
<上限量>
定められていません。
(注)
※上記の値は、「日本人の食事摂取基準(2005年版)」より抜粋しました。
※上記の「成人」の定義は、18~49歳 の人々とします。